高原山 明神岳(1627m)、前黒山(1678.3m) 2014年3月22日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:32 日塩道路−−8:10 明神岳(1627m) 8:17−−8:28 1640m峰−−8:50 1627m峰−−9:26 前黒山 10:19−−11:11 1640m峰−−11:48 鶏頂林道−−11:56 日塩道路

場所栃木県那須塩原市(旧塩原町)
年月日2014年3月22日 日帰り
天候
山行種類残雪期
交通手段マイカー
駐車場市境付近に駐車
登山道の有無明神岳はあり、前黒山は無し
籔の有無前黒山は笹藪らしい(積雪で不明)
危険個所の有無無し
山頂の展望残雪期は良好
GPSトラックログ
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コメント体調の都合で高原山の未踏2峰へ。ハンターマウンテンスキー場南側の尾根を経由して前黒山を往復。スノーシューを利用したが雪質は良好で苦労しなかった。明神岳は1627m峰に小さな神社があり山頂標識が出ているが1640mとなっていた。1627m峰は南側に、1640m峰は東側に展望台あり。明神岳〜前黒山間は道はないが今は籔は雪に埋もれ楽々歩けた。前黒山山頂は開けた場所で展望良好(無雪期の展望は不明)




市境標識の駐車余地(地形図の市境と位置が異なる) 鶏頂林道入口
林道は雪に埋もれる 林道を離れ左の尾根に乗る
スキー場ゲレンデの南側を進む 谷を渡って南側の尾根に取り付く
尾根上部はダケカンバが中心 高度が上がるとシラビソが混じり始める
明神岳山頂。標識は1640mとなっているが1627mが正解 明神岳山頂南西側の展望台
展望台から見た南〜西の展望(クリックで拡大)
1640m峰へ向かう。夏道があるようだ 標識あり
細かい霧氷 1640m峰。標識は見当たらなかった
1640m峰東側の展望台 1640m峰から見た荒海山
1640m峰から見た西〜北の展望(クリックで拡大)
1640m峰から見た日光連山
東へ下る。結構急な尾根 1540m鞍部
1627m峰へ登る 1627m峰
1550m鞍部へ向かう こんな標識があるが人が入る程度の籔なのか?
1550m鞍部 前黒山を直接目指す。適度な傾斜
もうすぐ前黒山 前黒山山頂
前黒山から見た東〜南の展望
3D標識 栃木の山紀行も健在
帰りの1550m鞍部 帰路は1627m峰は巻いた
1640m峰を見上げる 1640m峰への登り
往路の自分の足跡 尾根が消えて谷に降りる
鶏頂林道に合流 もみじラインに出た


 高原山の核心部は大体登っているが、北部の明神岳、前黒山は未踏だ。大昔にkumo氏が登ったときにはひどい笹薮だったと記録にあったような記憶がある。明神岳はハンターマウンテンスキー場の頂上リフトのすぐ上なのでスキーをやる連中なら簡単に登れる山だろう。前黒山は地形図だと西側のかなりの標高まで車道が書かれており、廃林道でなければ藪漕ぎは最低限で済みそうであり残雪期に登るメリットは感じられない。しかし、昨日の弥太郎山で体力不足が露呈し、天候が回復するはずの本日は長者岳の予定だったがとても無理そうで、代替候補として急遽浮上した場所だった。2山つなげて登れば日帰りの足慣らしとしては適度なルートになるだろう。

 ルートであるが、林道とスキー場を出入口にして周回も可能だが、その場合は有料道路をそれなりに歩くことになる。それを嫌って標高が高いハンターマウンテンスキー場からの往復に決めた。スキー場の中を歩くわけにもいかないので、南側の尾根が良かろう。この尾根を詰めると明神岳山頂にたどり着く。そこから前黒山を往復だ。

 駐車場であるが、スキー場を利用するわけではないのでスキー場の駐車場に突っ込むのは気が引けたため、路側で邪魔にならない場所を探して進んでいると、市境標識付近に除雪された駐車スペースを発見。地図を見ると市境はスキー場の中を通っているはずでこの標識の位置は正しくない。現在地はスキー場南側の小さな峠だ。塩原からここまでは完全な雪道。この時期としては珍しいと思う。上空は青空が見えるがまだ雪が舞っている。でもこれからもっと冬型が緩むのでそのうち雪は止むだろう。

 本日の装備は新雪を考慮してスノーシューとする。ピッケルにアイゼンは当然。目の前の尾根に取り付こうかと思ったが道を挟んだ反対側に雪に埋もれた林道を発見。まずはこれを辿ることにした。入口には鶏頂林道と書かれていた。

 少しだけ雪に埋もれた林道を歩き地形図を見ると、この林道は目的の尾根には上がらず南を巻くように上がっていくことになっているので、傾斜が緩い個所から左手(北側)の尾根に這い上がる。このときに地形図を落としたのに気づかず、標高差50mほど上がったところで地図を見ようとしたらポケットに無かったので、空身で下っていったら林道に落ちていた。見つかってよかった。

 尾根は背の高い唐松植林で邪魔物はなし。地面が見えず積雪量は不明だが50〜100cm程度ではなかろうか。雪は締まってスノーシューを履く必要は無かった。

 やがて左手にスキー場が登場。まだ営業時間前でゲレンデは無人だが、このままゲレンデ外を上がっていく。境界には簡単な柵あり。スキーヤーが間違って出ないようにだろう。やがて尾根の幅が狭まるとスキー場外は歩きにくい斜面に押し出されてしまい、このまま斜面歩きを続けると足に負担が掛かるので南側の尾根に乗り移ることにする。唐松植林の浅い谷を越えて尾根を移ったがやはり唐松植林。無雪期は笹薮かなぁ。一時的に北向き斜面を横断することになったが、ここは雪が締まっていなくて踏み抜き連発だったためスノーシューを装着。尾根上は雪が安定してつぼ足で大丈夫になったので、足を軽くするためスノーシューを脱いだ。

 高度が上がってくるといつのまにかダケカンバの自然林に代わり、植林帯より日当たりがいいようで雪の状態はさらに良くなった。ただしたまに混じるシラビソ帯は日当たりが悪く踏み抜くので、できるだけシラビソを避けて進んでいく。尾根の南寄りがダケカンバが多かった。

 この尾根は傾斜が緩く登りやすかったが、その傾斜が無くなれば明神岳山頂の一角で、やや南よりに出たようだ。北に数10mほど歩くと立派な祠と行政が立てたと思われる山頂標識あり。しかしその標高が1640mになっている。ここは1627mの地形図上の明神岳山頂である。1640mは北側の最高峰であり、この標識はそちらに立ててもらいたい。周囲は樹林で展望はあまりよくないが、南の方が樹林が薄そうなので進んでみると意外にも木製の展望台発見。先ほどの山頂標識と合わせて、ここはまともな夏道があるというわけか。こんな時期に登るのはもったいないが諸都合のため仕方ない。展望台からは西方面が開けるが、旧栗山村の山々は雪雲の中で見えなかった。

 次はお隣の1640m峰。ここへは東が切れ落ちた稜線を北上、そちらにはロープが張ってあって立ち入りできないようになっていた。西側眼下にまだ営業前で係員が点検中のスキー場リフト終点を見下ろしながら雪の段差ができた稜線を登りきると1640m峰到着。ここは小規模な雪庇状の盛り上がりに覆われた場所で山頂標識は無かった。東側に木製の展望台があり、これから向かう前黒山が良く見えていた。それに続く尾根の様子も見えたので進行方向に迷いは無い。

 東側の1627m峰へはシラビソが生えた急な下りでスノーシューを履いた状態では硬い雪に乗った柔らかい新雪で滑って止まらず、木に掴まったりピッケルで止めたりだ。こんな急な下りだけはスノーシューはNGだ。しかし急な区間はすぐ終わって新雪が積もった広い尾根歩き。ここはダケカンバが中心で明るい。

 鞍部から1627m峰へ登り返す。西側の肩には幹が曲がった立派なシラビソ(コメツガだったかもしれない)が立っていた。東の肩から再び下って林道のあるはずの鞍部へ。しかし今は雪に埋もれて林道の気配は皆無だった。次の小ピークは鳥獣保護区の看板があった。

 無雪期ならこのまま尾根を辿って1700m峰を経由して前黒山に向かうのだろうが、今の時期は雪で藪は埋もれてどこでも自由に歩けるので、鞍部から前黒山を直接目指すことにした。1640m峰から斜面を見て、あの斜度なら問題なくトラバースできるだろうと確認済みだ。

 斜面に入って適当に左斜め上を目指す。シラビソ主体の斜面だが木の間隔は広いので歩きやすいし斜度も適度で問題なし。もし無雪期はこの下は笹薮だったらこんな真似はできないだろう。笹薮斜面のトラバースは笹薮の尾根歩きより数段疲れるのだった。

 傾斜が緩んでくると前黒山のすぐ手前で稜線に合流。我ながらいいルート取りだったようだ。左に回り込んで平坦な尾根を進むと樹林が開けた小広い平坦地に到着。雪面に鉄骨が立っていてそこに標識が2つ付いていた。栃木の籔山代表である3D標識と栃木の山紀行。ここが前黒山山頂だった。積雪量は不明で無雪期の展望もわからないが、今は南側は邪魔するものは無く日差しと展望を楽しめる。まだ少し風はあるがもう雪は舞っていない。山頂より東側の窪地で風を避けつつ日向ぼっこで休憩。寝転がれるよう銀マットを持ってきたので雪の上でも快適。

 お帰りは予定通り、基本的には往路を戻ることに。ただし1627m峰は北側を巻くことにした。その斜面は最初は適度な傾斜で歩きやすかったが西側に回る込むところが傾斜が急でスノーシューだときつかった。かといってつぼ足だと北斜面で雪が緩く踏み抜き連発。足の妙な筋肉に集中的に負荷が掛かったが、スノーシューのまま突破した。結果的に楽だったのかは微妙だ。

 1640m峰の登り返しはゆっくりと。てっぺんで枯れ木に登って写真撮影をしてから明神岳へ向かう。旧栗山エリアの山々は帝釈山より東側は雪雲から脱出、枯木山も見えていた。眼下のリフトはスキーヤーで賑わっていた。俺もスキーだったら帰りは10分も掛からないのだろうけど・・・。明神岳との鞍部で右に巻いて山頂を通らずに登りで利用した尾根に合流、往路の自分の足跡が残っていた。

 あとはその尾根を末端まで下る。ただし、この尾根はもみじラインまで続いておらず途中で消失するため、左手の谷に乗り移った。谷を少し下ると鶏頂林道に合流、残りは雪に埋もれた林道歩きだけ。もみじラインに出ると出発時は凍結していた路面はすっかり解けていた。

 

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